先日、娘が4歳の誕生日を迎えました。

 

プレゼントは、リクエストされた「紫と黄色のパンジー」を入れた、お花の苗三つ🌼

 

当初はリカちゃんとか砂の粘土とか色々言ってたのに、途中から急に「お花が欲しい」と言い出しまして。

何?突然心境の変化が?と思ったけど、まあ普段からお花は好きだったので、

 

「ふーん、そうなんだ。それならお花でいいか。可愛いし♪」とそのまま受け止めて、園芸店にお花や鉢を買いに。

 

花を選ぶとき「娘が誕生日プレゼントに欲しがってて」とお店の人に伝えたら、
その方が返してくれたのは、

「優しいお嬢さんですね。」

という言葉。
 

そう言われて私、ハッとしてしまった。

 

娘は普段とっても気が強くてですね。

たぶん幼稚園で頑張ってる分、家では甘えが出るんだろうとは感じてるんですが、お兄ちゃん優しい方なのに食ってかかってばかりだし、すぐ怒ったり喚いたり。その激しい性分に母の私はいつも疲れ果てているわけです。

だから、そんな観点で娘を見れてなかったかもしれない。

 

そうかぁ、彼女は自然を愛する優しい心を持った子なのね…

 

自分の子どもを一番可愛く思うのはもちろん親なんだけど、反面、心配したり正しくしつけようとするあまり、欠点に目が行きがちなのかもしれない。友人や先生、周囲の人から言われて我が子の長所に気がつくという経験をされたことある人も多いのでは?家族と離れたところで見えてくるものもありますもんね。

 

 

この件でひとつ、思い出したことがあります。

 

二年前幼稚園であった子育て講演会。

保育か、発達か、、何の分野の方かは忘れてしまったけど、とにかく壇上に立った専門家の先生は、講演の最初の方にこんな質問を投げかけた

 

「今からお子さんのいいところを10個あげてください。」

 

時間は1,2分。母親たちは真剣に考え始める。10個思いついたという人は数名。全然思い浮かばないという人もいたし、私もその場では5個くらいしかパッと出てこなかった。

 

その後先生は、

「お母さん、なんでもいいんですよ。

元気だとか、笑顔がかわいいとか、ごはんを美味しそうに食べるとか。そういうことでいいんです。」

 

 

その時私はまたハッとしてしまった。

 

人は長所と聞くと、何となく秀でてるところや得意なことを思い浮かべるのかもしれないけど、自分にとって本当に大切な人の価値ってきっとそんなところにはない。

その子がその子であるだけでいいはず。

人と比較するものじゃない。

 

その子がその子らしくあることが、嬉しい。

ありのままを受け止めるってそういうことなのかも知れない。

 

子育てで困ったり壁にぶつかる瞬間は、多々ある。

イライラして子供にマイナスの感情ばかり溜まった時、

こんな風に「いいところ」を考えてみるのもいいかもしれない。

 

 

最後に、今思い出した

その子らしい「いいところ」を考える絵本2冊。

 

『かみさまからのおくりもの』

ひぐちみちこ作(こぐま社)

 

よく動く赤ちゃんには、「よくたべる」

泣いている赤ちゃんには、「うたがすき」

神様はひとりひとりの赤ちゃんに贈りものをくださいます。

・・・うちの子に届いた神様からの贈りものは何だろう?

って考えてみるのも楽しいです。

 

 

『まめまめくん』

デヴィット・カリ 文、セヴァスチャン・ムーラン 絵

ふしみみさお 訳(あすなろ書房)

 

まめまめくんは、豆粒みたいにちっちゃな男の子。

小さいけれど、好きなこともできることも沢山!

でも、小学校へ行くとみんなと違って…

・・・周りと違う特徴があっても、できないことが多くても、大丈夫。

きっとその子にしかない魅力がある。勇気と励ましをもらえる一冊。

最後の一文がいいです!☺

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:絵本紹介

 

小さな絵本屋さん、ココロのうた絵本Live

活動のスローガンは

#思い出の絵本をツクロウ

 

Café de Lien*のHPにも掲載していますが、

改めてここにも記しておこうと思います。

自分の中で、壁にぶつかったり迷いが生まれた時、

いつもここに戻って考える、原点の思い。

 

***

 

【思い出の絵本をツクロウ】

 

当店のキッズスペースには、小さな絵本屋さんがあります。

テーマごとにおすすめ作品をセレクトしてご提案する、毎月内容の変わる絵本屋さんです。

この絵本プロジェクトのタイトルは、「思い出の絵本をツクロウ」

これには私のある思いが込められています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

子供の頃、大好きだった絵本って覚えていますか?

数年前、第一子の出産を間近に控えた私に、母が古本屋で絵本を買ってきました。 

「あなたの好きだった絵本思い出した。これ、何回も読まされた。」と渡されたのが、

『おさじさん』(松谷みよ子・あかちゃんの本/童心社)でした。

 

おさじさん.jpg

 

あ、覚えてる!!!

本を目にするまで忘れていたけれど、見た瞬間すぐに記憶の扉が開きました。

同じシリーズの中でも特にこの絵本が好きだったことを、感覚で覚えているんです。

「0歳の時に読んだ絵本を30年経っても覚えてるんだから、絵本ってすごいよね。」と母。

本当にその通りだと思います。絵本の持つ力に心から感心した瞬間でした。

 

それから息子を出産した私は、初めての育児に大いに振りまわされ、

泣いたり、イライラしたり、家事もあやふやで部屋がぐっちゃぐちゃになったりしつつも、

絵本の読み聞かせだけは細々とやり続けたのでした。

いつか大人になった時に思い出して、愛情を感じてくれるだろうと信じて。 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

思い出の味や、手作りの服とか、人それぞれの親の愛情の記憶があると思いますが、

絵本を読むことは、いつでも誰でも手軽にできて、

親子のコミュニケーションの時間も作れるのが魅力の楽しいツール!

私たちは、そんな親子の思い出の一冊をつくるお手伝いがしたいと思っています。

本屋さんほどたくさんの種類はありませんが、

月替わりのテーマで厳選された作品たちを楽しんでいただけたらと思います。

お子さんの、あなたの、心に残るお気に入りの一冊を見つけていただけたら嬉しいです。

 

 

***

 

カフェオーナーでもあり、うた絵本メンバーでもある、

相棒・MIUが、こんな私の思いも入れて、

うた絵本Liveのテーマソングを作ってくれました。

 

♪『おもいでえほん』Youtube

 

初めて聞いた時、ウルウル。

作ってくれたのが嬉しかったし、本当に、とってもいい曲!

ぜひLiveイベントで生でも聞いていただきたいです。

 

そして、Liveをきっかけに、

思い出に残る経験や豊かな時間が

少しでも多くの親子さんに生まれれば嬉しいです!

 

 

<ココロのうた絵本 Live Caravan スケジュール>

 

🚩2.24(月)吹田市

アラウンドカフェ @araundcafe

10:30-11:00 出張ランチ・ミニライブ

 

🚩3.1(日)大阪市都島区

WEAVE! イベント出演 

ステージのタイムテーブルなど詳細はFBイベントページ

または トキメキツクル研究所 @tokimekitsukuru

 

🚩3.9(月)大阪市平野区

カフェ SaCueva @sacueva.eiwakougei
10:00-11:00
🚩4.18(土)大阪市鶴見区
Café de Lien* 食育xうた絵本Live
🚩4.19(日)神戸市
Coming Soon!
🚩4.20(月)大阪市天王寺区
睡眠コンサルxおやすみ絵本 
Coming Soon!

 

JUGEMテーマ:絵本紹介

 

先日、高校時代の友人達と集まっていた時の話。
みんな幼児〜小学生の子持ち。
話題は自然と子供のことになるもので…
 
現在、年長さんの子供がいる彼女は、旦那さんの海外勤務で、
去年ロンドンから家族で帰ってきたばかり。
  
ロンドンの幼稚園では、少し小さい子達のクラスにいたせいか、
簡単に言うとその中で「できる方の子」だったらしいです。
それが、帰国して日本の幼稚園に通い出した途端、
早生まれの彼はクラスの中で「できない方の子」になったらしく、
すっかり自信をなくしてしまったとか。
元々は、むしろ自信があってビッグマウスな方だったのに、
僕はできないから…と口にするようになってしまったそうです。
 
幼い頃の身体が大きい、小さいとか、月齢の差、少しの発達の差なんて、

大人からしたらそのうち関係なくなるって、分かってます。

でもそれが当事者の子供にしたら切実な問題かもしれません。

幼心を痛めているのだとしたら、やっぱり悲しい。

親ならなおのことです。

 

 

帰りの電車の中、私は急に思い立って、LINEを送りました。

そしてこんな絵本を2冊、お勧めしました。

 

 

「あすはきっと」(童話館)

 

今日はどんなことがあった?

あすはもっと楽しいことがあるかもしれない。

今日できなかったことができるようになるかもしれない。

新しい友達ができるかもしれない!

 

明日をワクワク楽しみにしながら眠るってどんな時ですか?

楽しみにしていた旅行の前日とか?

大人になると、普段はそういう感覚を忘れてしまいがちですが、

たぶん、子どもの日々とは本来そうしたものなんじゃないでしょうか。

 

毎日が初めての経験や新しい発見で、新鮮さと楽しさに溢れた世界。

成長や、母子分離につれ不安も増えるかもしれない。

不安が楽しさを上回ってしまうようなら、ぜひこの本を読んであげてほしい。

読んでいる大人も気づかされる部分があるはず。

生きていく上で一番必要なものは、明日への希望。

世界中の大人が、子供達に与えるべき心の栄養じゃないでしょうか。

こういう希望に溢れた本こそ、子どもに読んであげてほしい本だと思います。

 

 

「ラチとらいおん」(福音館書店)

 

世界で一番弱虫の男の子・ラチが、

小さくて強いライオンとの特訓と友情のおかげで

少しずつ強くなっていく物語。

 

どんな子でも強くなれる、成長できる。

勝てなかった相手にだって勝てる時が来るかもしれない。

小さく縮こまった心に勇気を与えてくれるお話。

 

最後はちょっぴり寂しい終わり方なのですが、

それもまた主人公が弱い自分から卒業したことを表しているようで、

いいんですよね…ラストシーンは心に残ります。

 

 

人にこういった本をこちらからお勧めするのは、

実は結構、私にとっては勇気のいるもので。

押し付けがましくないかな…とか色々考えてしまうわけです。

 

でもLINEしたらとても喜んでくれました。

彼女は「これで何か感じてくれたらいいな…」と書いていましたが、

本当にそう。

彼が何を感じるかは分からないし、

前向きになってくれたら…というのはそれこそ大人側の希望でしかありません。

 

それでも、

この絵本を読むことが二人に穏やかで楽しい時間を運んでくれればいいなあと思います。

お母さんが安らいだり幸せな気持ちになるだけでも、

きっと子どもに伝わるものが全然違うはず。

子どもと絵本を読むって、親側に与える影響もかなり大きいと思うんです。

少なくとも、私自身はそうだから。

 

 

今日泣いてた子も、悲しかった人も、

明日にはきっと笑顔になれる!

そう信じて。

おやすみなさい。

 

 

JUGEMテーマ:絵本紹介

昨年はたくさん読書ができた年でした。

 

たくさん、と言っても、

およそ読書家と呼べるほどではないですが、

春に下の娘が入園し、短いながらも一人の時間が持てるようになったことで、

日常で自分の本を読むことができるようになりました。

長男の出産からの6年間で、一番本を読めた年だったんじゃないかなあ。

 

本は、やっぱり楽しいし面白いです。

一日のうちわずかでも没頭できる時間を持って、

メンタル的にも向上した気がします。

 

そんなわけで、

私個人のInstagramの方で、

年末に「読んでよかった本ランキング」をアップしたんですが、

せっかくなのでここにもまとめとこうかと。

子育て関連本も多いので、もしどなたかの参考になれば幸いです。

 

 

『パパは脳研究者』

著者の娘さんの0-4歳成長記録。

保護者視点と研究者視点の好バランス。

分かりやすくて、分厚いけどスラスラ読める。

我が子の成長発達を脳科学目線で面白がりたい人にオススメ。

 

 

『あふれでたのはやさしさだった」

子どもにとって、自分の心を受け止めてもらうことが

どれだけ重要なことなのか、深く感じされられる本。

詩の教室であふれ出たものは、涙無しには読めない。

 

 

『センスオブワンダー」

自然に向き合うことの素晴らしさを説く名著。

特に子どもと自然との関わりの大切さの話は、

発展して子育ての指針にしたいような金言が詰まってる。

もう何度も読み返すほど、完全に意識を変えれらた一冊。

 

 

『ルリボシカミキリの青』

センス・オブ・ワンダーを教えてくれた大好きな著者。

福岡ハカセの本はどれも面白いけど、

この本のプロローグには、後に「ナチュラリスト宣言」と

呼ばれる最高に素敵な文章が載っている。

「自然を愛する子どもたちへ」として、

「あけてみようかがくのとびら展」(ストーリーズの名称間違えてた💦)

の入口にも展示されていたメッセージ。

何度読んでも感動する。

 

 

『理科読をはじめよう』

理系本を世に広めるためのシンポジウムから生まれた、

科学の本を読む楽しさを子どもに伝えるための本。

第1章には、これまた福音館月刊誌「かがくのとも」に

長年携わってきた編集者の方が文章を寄せていて、

とっても素敵な視点を書かれている。

読みたくなる科学の本の情報もたくさん!

 

 

ストーリーズのスクショですみません。

 

自分でもツッコミたくなるくらい「子ども」ワードが多い(笑)

真面目か!!

いや、エンタメ小説とか、子どもと関係ない本も読んだんだけど、

でも結局、今の最大の関心テーマが「子ども」なもんで、

心に響いたものをピックアップすると、こうなっちゃう。

 

子どもと離れた自分の時間は欲しいけど、

結局子どものことを考えている時間が多いんだなあ、と気づく。

 

じゃあ我が子ともっと長い時間を過ごせばいいかというと、それはまた違う。

自分の時間も大切にしないと、

本を読んで大事なことは何か落ち着いて考える、なんてことはできないわけで。

 

今年も少しずつ、自分を満たす時間を大事にして、

その上で、子どもを思いっきり満たしてあげられたらいいなあと思う。

 

2020年の抱負に足します!

 

 

 

JUGEMテーマ:読書

「の」しか読めないってなんじゃい、

って話ですが、

 

娘です。うちの3歳の娘。

娘が今自分で読める文字は、

自分の名前の頭文字「の」だけ。

そんな娘に贈った今年のクリスマスプレゼントの絵本。

 

その名も、『の』

 

( junaida 作/福音館書店 )

 

華やかでちょっと変わった帽子をかぶった少女の表紙が美しいこの作品。

タイトルが「の」だけなんて変わってますよね。

これは「の」だけでお話が繋がっていく、"極上のファンタジー"です。

 

 

 

 わたしの

 

 お気に入りのコートの

 

 ポケットの中のお城の

 

 

 

ーえ?ポケットの中にお城?

ここからお話は不思議な世界へと入り込んでいきます。

お城の中には王様が住んでいて、

その王様のブルーのベッドシーツから大海原へ

その海を越えてゆく船…どこへたどり着くでしょう。

 

なんたってその絵の緻密で美しいこと!

そしてこちらが想像だにしないような展開。

銀河や深海、本棚の街。様々な場所へと私たちを連れ出し、

すべり台の順番待ちをする小鬼。

ジャングル帰りのお父さん。

鳩のお茶会。

音楽家のレッサーパンダ。

読書家のハリネズミ。

へんてこで魅力的なキャラクターに次々と出会わせてくれます。

その世界観に、読者はただただ、埋没するのみ。

 

 

年末に東京・青山のTOBICHIで開催されていた原画展にも行ってきました。

 

 

 

 

 

原画の撮影は不可だったので、残念ながらここに掲載はできないんですが、

もう、もう…ため息モノでしたよ。

美しい。楽しい。ワクワクする。いつまでも眺めていたい。

これが絵本で読めるなんて贅沢だなあ、と。

漫画やゲームのファンタジー物が好きな人にも堪らない世界観なんじゃないのかな。

 

それぞれの原画には一切キャプションなど付いていなかったけど、

絵だけを見てもちゃんとお話の繋がりがわかります。

むしろ絵をじっくり見ると、どこがどこと繋がっているか発見できて面白い。

 

絵に添えられた文章には漢字も使われているし、一見、大きい子や大人向けの本に見えるかもしれません。

でも絵だけで十分お話が伝わるだろうなと思いました。

 

 

そんなわけで、簡単に言うと作品に惚れ込んで。

そして娘が「の」しか読めないこのタイミングで、贈るしかない!という(多分他にそんな理由の人はいないであろう)超個人的動機で(笑)、今年の娘のプレゼント絵本に選んだのです。

でもこんな理由無くたって、

この装丁の美しさ、絵の豪華さ、内容も含めて、贈り物には最高に素敵な本だと思う✨

 

 

最後に、原画展に寄せられていた作者Junaidaさんの言葉を。

 

 

junaidaより
 「の」は不思議なことばです。もっと言うならば、とても不思議な日本語です。「の」ということばを、そのまま一言で置き換えられる外国語は、どこにも存在しないのだそうです。
 そして、「の」はバトンのようなことばです。それは、物だったり、時間だったり、感情だったり、なんだって繋げてくれます。この絵本では、すべてのことばが「の」で連なっていきます。
 するとそこから、自分でも思いもかけなかった物語が生まれ、絵を呼びよせ、動き出し、世界がひとりでに躍動していくのを感じることができました。
 そんな風に「の」に導かれるようにして、まるでことば遊びのように楽しみながら出来上がった絵本です。
 この絵本をきっかけに、読者のみなさんにも「の」のことば遊びを楽しんでもらえたなら、それもまた、人と人とを繋ぐ「の」の不思議な力なのかもしれません。

 

 

言葉を声に出して読むとこれまた面白いんですよね。

実際、もう子供たちの間では「の」のことば遊び始まってます。

「ポケットの中の〜」の後を勝手に妄想して。

影響力、すごいなー!!

これからたくさん楽しんでほしいです。

 

 

JUGEMテーマ:絵本紹介

いろいろ絵本を読んでいると、

あーこれあの子の好みだろうな、とか。

あーこれ今のあの人にぴったりだな、とか。

思いつくことが結構あるわけです。

もうなんか、頼まれてもいないのに勝手に選書してて。

 

贈りたくなるくらいなので、どれも良い本だと思うんです。

贈りたいと思うに至る思いがあるわけです。

そんな徒然をここに残していこうと思います。

 

 

先週ね、学生時代の先輩のところに赤ちゃんが生まれたんです。

先輩は男性ね。だからその奥さん出産されたんですけど。

上に二人お子さんがいらっしゃって、8年ぶりの赤ちゃん!

ド年末の出産になるので、今年は新年会は行けませーん!

というメールでおめでたを知ったという経緯なんですがね。

 

で、突如思い出されたのがこの本。

 

『きょうりゅうがすわっていた』福音館書店

 

表紙からは全く想像できませんが、

これ、クリスマスの絵本です。

そして、主人公は男の人ひとり。

奥さんは、入院中で家にいません。

そう、彼は赤ちゃんが生まれるのを待っているのです。

 

部屋にひとりでいた男性のところに、

突如として恐竜が現れるという、とても現実とは思えない展開。

でも彼は、驚きつつもその状況を受け入れ、

マンションの前で座り込んで動かない恐竜を世話してやることにしました。

 

世間の騒ぎも落ち着き、街にクリスマスがやってくると、

彼は恐竜がそこを動かなかった理由を知ることになります。

そしてその後、恐竜は、彼を生まれた赤ちゃんの元へ運んでくれるのです。

それはとてもとても素敵な、クリスマスの奇跡。

 

 

「きみが うまれたときの はなしをしようか」

 

こんな言葉から始まるこの絵本。

非現実的な設定だけど、不思議と自然に話に入り込める。

そしてこの父親と恐竜を通して、深い愛情が伝わってきます。

 

 

クリスマス・シーズンに生まれた子に、こんなにぴったりの絵本ってあるでしょうか!

大きくなってからお父さん・お母さんに読んでもらったら、

きっと嬉しいんじゃないかなー。

 

クリスマスプレゼントにも、誕生日プレゼントにもできる一冊。

(もちろんクリスマス生まれじゃなくても!)

これを読んで、お子さんが生まれた時の話をするのもいいですね。

もし自分から聞いてくれたら、嬉しいよね。

 

 

JUGEMテーマ:絵本紹介

先月の話ですが、

実家で飼っていた愛犬が亡くなりました。

 

ポポロ。18歳と4ヶ月。

小型犬としても、とても長生きしたと言えると思います。

 

私が大学生の時に飼い始めた犬で、

卒業後転勤で家を出たので、

それほど長く一緒に暮らしていたわけではありません。

 

それでもやっぱり悲しいし、涙は出ます。

 

 

「もう今週くらいしか持たないかも」

 

母から電話が来たのは、その週の初めでした。

もう、何も食べないし、水も飲まない。

年末に家族で帰省するまで、間に合わないんだな・・・

私の子供達にもそう告げました。

 

その翌日、

私はたまたま地元の古本屋にいました。

そこで目に留まったのが、

 

『いぬはてんごくで…』という絵本です。

 

 

 

この絵本は、

この世を旅立った後の犬が、

天国でどう過ごしているかを描いた絵本です。

 

 

いぬが てんごくにいくときには つばさはいらない

かみさまは いぬが はしるのが だいすきだってことを

よくごぞんじ

かみさまは いぬに のはらを くださる
ひろい ひろい のはらを
(本文より)

 

 

愛する存在を失くしたとき、人が思うことは何でしょう。

 

どうかどうか、

その子にとって幸せな一生であったように。

そして、天の世界というものが存在するのなら、

どうか天国で幸せに過ごせますように。

 

この絵本の中で犬は、

子どもの天使と遊んだり、

ドッグビスケットをもらったり、

くものベッドに乗って丸くなって眠りにつく。

天使に時々地球に連れてきてもらって、

昔の飼い主が変わりない様子を見に来るのです。

 

もちろん、これは絵本なので創作です。

誰も死後の世界のことなんてわかりません。

でも、心の傷んだ部分を優しく慰めてくれます。

寂しくても、悲しくても、残された自分たちが元気に前を向いて暮らしていくことが、天国の者を安心させると教えてくれます。

 

 

 

 

この本を買って家に帰った途端、母からLINEが。

 

「さっき息を引き取りました。」

 

私が絵本を手に取ったまさにその時、

ポポはこの世を旅立つところだったのでした。

私はポポがこの作品に引き合わせてくれたんだと思っています。

私たちを慰めるために。

 

母の腕の中に抱かれて亡くなったそうです。

幸せな最期であってほしい。

うちの家族に愛されて過ごせて幸せだったと思っていたらいいなあと思います。

 

この文章を書いているとやっぱりウルっときてしまう。

今年の年末は実家に帰ってもポポがいません。

(もう一匹、色違いのわんちゃんがいますけどね)

寂しいなあ。

 

でも、悲しいときは、素直に泣いて。

美味しいご飯を食べて。

元気に笑って。

今目の前にいる大切な存在を思いっきり愛そう。

 

これを読んでくれた皆さん。

明日も笑顔で、良い一日を!

 

 

📘

『いぬはてんごくで…』

シンシア・ライアント 作

中村妙子 訳

偕成社

 

 

 

JUGEMテーマ:絵本紹介

 

11.2(土) 開催されました!

COCOとココロのうた絵本 vol2 

 

 

 

きてくださったお客様、本当にありがとうございました!

 

Liveの動画を一部YouTubeにアップしております。

良ければご覧ください♪👉 ココロのうた絵本動画

 

今回はイベント後、Liveに登場した絵本への問い合わせがとても多く、

それだけ興味を持ってくださったことが嬉しくてたまりません。

 

 

最近考えるんですが、

本と人とのつながりは、

人と人のそれと一緒で、

「出会い」が重要なんじゃないかと。

これだけ多種多様な本が存在する中で、自分にビビッ!とくる一冊にどう出会うか。

 

大人は自分で興味があるもの、必要な知識・情報を調べて掴みに行くこともできるけど、

好きな人がオススメしてたとか、自分の信頼する人の口コミがあると全然「気になる度」が変わりますよね?

読む、に至るまでのスピードが全然違う。

(Amazonの「この本を読んだ人は…」のオススメも便利だけども)

だから出会い方って結構大きい。

 

 

絵本と子どもはどうでしょう?

まだ自分で調べて選び取るということは難しい。

保育施設や図書館、身近な大人から読んでもらうことがひとつ。

子ども自身が図書館や本屋さんでランダムにあたっていくことも、できる。

でも、やっぱり手に取りやすいのは平積み・面陳の本だし、そこに置いてあったとしても、ちょっとめくっただけで面白さや楽しさが伝わらないものもあるはず。

 

 

私は、絵本は基本「親が家庭で読んであげるもの」だと思っています。

図書館のおはなし会や保育士さんが読んでくれるのもいいけれど、

どんなに上手い人が読むより、その子にとっては親が読んでくれるのが一番!

お父さん・お母さん(又はおじいちゃん・おばあちゃんでも)

その子の信頼する大人の肉声で読んでもらう以上のことなんてないと思う。

 

「じゃあうた絵本Liveをする意味って何?」って問われたら、

「本との出会いの演出」が答えのひとつかなと、

この前のLiveを経て思いました。

 

そこに置いてあるだけじゃ分からない絵本の魅力を、音楽と生歌で伝える。

ビビッ!とくる本に出会ったら、いっしょにその場の楽しい空気もお土産に持って帰って。

さらにお家でも親子で楽しんでもらえたら、とってもとっても嬉しい。

それがいつか、その子が成長した後の”思い出の一冊”になるかもしれない!

そんな期待も込めて。

これからも楽しい「出会いの場」を作っていければと思います。

 

Café de Lien*での次回LIveは

1月18日(土)

 

その他の場所でのうた絵本Live情報は

コチラをご覧ください♪

 

 

 

先日、私の地元の公民館で、

昔話研究者の小澤俊夫先生の講演会があり、

いの一番で予約して行ってまいりました!

(本当に電話予約一番めだった。笑)

 

小澤俊夫さんは、日本のみならず世界各国の昔話を研究している第一人者。プロフィールは調べたらすぐにわかるので割愛しますが。

(話とは関係ないけどオザケンのお父様です。ああ、90年代…懐かしや)

 

雑誌の記事や書籍は読んだことがあったけれど、実際にお話を聞くのって、やっぱり良い。

優しい声と、その御歳とは思えない明朗な語り口に驚きました。

ラジオ番組も持ってらっしゃって、現在もFM福岡で毎週お話されているそうです!

 

 

さて、ここで一つ質問。

 

Q. 昔話はどこにあると思いますか?

 

絵本の中?心の中?各地方の文献?

 

答えは、「語られている時間の中にある」

 

昔話というのは、そもそも口承文芸(口伝えに伝承された文字のない文芸)

子供の本なんていうものが無かった時代、おじいちゃんおばあちゃんが孫や近所の子供達に話して聞かせていたものが昔話や民話・民謡だったわけです。

 

この前、Café de Lien*のインスタLive配信でもAgapeさんが即興演奏をしてくださいましたが、まさに生演奏のようなもの。

じいちゃん、ばあちゃんの生の語り。

それが受け継がれ、研ぎ澄まされてきたものが、昔話。

そう考えると、なんだかすごく格好良くないですか?

 

私たちの世代は、それこそ絵本か、アニメ(市原悦子さんナレーションのやつ)で昔話に触れて来た人も多いんじゃないでしょうか。

実際におじいちゃん・おばあちゃんに話してもらった思い出がある人は、羨ましい限り!

子どもにとっては、やっぱり身近な大人の生の声でお話を聞くことが重要だとも仰ってました。

 

 

そんな風に「語り」で継がれてきた昔話には独特の文法があって、

その中のひとつに、「くり返し」があります。

 

例えば、『ももたろう』なら動物3匹がきびだんごをもらってお供になる。

『かちかちやま』ならウサギがタヌキを3回懲らしめる、みたいに。

海外のお話でも、実は原作では『白雪姫』は3回殺されてるし、『シンデレラ』も3回舞踏会に行ってるらしいです。

(ディズニー作品は改変されているとのこと)

 

ここでまた音楽との共通点なんですが、

世界中のあらゆる音楽で、同じメロディが二度と出てこない曲はない、と。

(Aメロ、Bメロ、サビ…とかのことですね)

 

この共通点から言えることは、

「人間は同じものに出会うのが好き」ということ。

そしてその性質が顕著にあらわれるのが子どもじゃないか、というのです。

 

「子どもはもう知ってるものに出会いたがっている。それは、子どもにとってとても大事な思い。

だから、同じ本を読みたがったら、何度でも応えてあげて。同じ本を読むことを止めないで。

それは、魂の安らぎのために必要だから、絶対に奪わないであげてください」

 

 

私もカフェで絵本の話をする時は「求められたら何度でも読んであげてください」と必ず言っています。

絵本に関する本を読んでも、講演を聞いても、この「子どものくり返し読みたい欲求」については、まずみんな同じ答え。

私自身、絵本の勉強をし始めて、大きく視点を変えられたポイントのひとつでした。

こうやって昔話や音楽の観点から聞くと、改めてまた深く頷いてしまいます。

 

 

小澤先生の講演、他にも興味深いお話はたくさんありましたが、やっぱりこの言葉がとても心に残ったので、記しました。

まだ書きたいけど、長くなるので(十分長いけど;)今日のところはこの辺で。

 

 

6月に行われた

 

【 COCOとココロのうた絵本 Live vol.1 】

👆clickすると過去のイベントレポートに飛びます。

 

たくさんの親子さんに楽しんでいただき、

とても貴重な機会となりました。

 

ありがたいことに、出張出演のご依頼も多く、
その後も続々企画が持ち上がっております!

 

<年内開催予定のうた絵本イベント♪>

 

🚩10/29(火)天王寺

親子カフェ Laugh Rough Laugh

10:00-11:00(9:45受付けスタート)

 

▶お問合せ @LaughRoughLaugh

 

 

🚩11/2(土)Café de Lien* 待望の第二弾!

秋のうた絵本Live♪ 

1st 10:00〜  2st 11:15〜

 

▶お店やSNSにてご予約受け付け中!

 

 

🚩12/7(土)都島区

CAFE JIN

1st 10:00-11:00(9:45受付け開始)

2st 11:15-12:00

 

▶お問合せ @cafe_jin_miyakojima

 

 

親子で楽しめるうた絵本ライブ♪

お近くの方はぜひどうぞ☺

 

 

 cocoとココロのうた絵本(1).jpg


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